2006年04月01日

佐藤孝「一発合格らくらく宅建塾 2006年版」週刊住宅新聞社

この世界では相当に有名な本らしい。もっとも簡単でもっとも網羅的で内容も適切だという。事実、そのとおりな気がする

本が広告となって、受験講座の受講を促すタイプ。要所で講座への説明があり、最年少合格者も受講していたなどと魅力的なセールストークが並ぶ

導入部分が読者にとって頼もしい。これだけで合格してやろうという気にさせてくれる。関係条文も記載されているし

語呂合わせが多い。うまく覚えるのにこういうテクニックは必須だろう。理屈で覚えるのも手だが、結論として正答を導けるのであれば、細工は流々。これも含め、学習書にありがちな気難しさが、この本にはない。あくまで合格を目標にしており、余計な権威付けなど無用、その必要性もないくらい内容に自信がある、みないな空気が流れている。好感

快哉を叫ぶのが、長い発行の歴史の中に丁寧な改善の後が見られること。また、それにあたっては読者からのフィードバックを大事にしているらしいこと。その果実である本書は価値ある一冊といえる

民法も最近はチョコチョコと改正もある。古くから取引法に心得がある人も、この本をざっと読むことにより認識をアップデートしたりするということもあるのではないか。そのアチーブメント・テストとして宅建はなかなかうまくできているのではないか

最近の不動産市況の改善もあり、宅建の受験が増えたりするのだろうか。個人的には、不動産に関する知識の強化のために購入した。不動産業界で仕事をしたいので、そのための資格を、と思っているわけではない

なお、シリーズ本として「まる覚え宅建塾 2006年版」というのもあるらしいが、本の小型化で携帯に便利という程度のようなので、ここは本書を購入した。また過去問も以下のように分野ごとに3冊に整理されて出版されている。宅建受験のためにはあわせて購入しておきたいところ。ただ、予想問題の類は効果の面でどうなのだろうか

過去問宅建塾 2006年版1 権利関係
過去問宅建塾 2006年版2 宅建業法
過去問宅建塾 2006年版3 法令上の制限・その他の分野

気になるのは、装丁。上述したような本の思想と合致しているという意味では一貫していて良い。しかし、あまり人には見られたくないようなイタイ感じのカバーが掛けられている。どこかのサイトから適当なブック・カバーを印刷して使おうか

20060401070500

一発合格らくらく宅建塾 2006年版
佐藤 孝著
週刊住宅新聞社 (2005.12)
通常2-3日以内に発送します。


posted by Max at 07:04| Comment(0) | 書評(書籍) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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